苫小牧港港湾BCP

苫小牧港港湾BCP

策定の目的

苫小牧港は、数多くの内外貿定期航路を有し、北海道の海上取扱貨物量の約半分を扱う国際拠点港湾です。そのため、地震・津波や火山噴火等の発生により苫小牧港の港湾機能が停止すると、北海道だけでなく国内外の経済活動にも多大な影響を与えてしまいます。

このような背景から、苫小牧港が大規模災害によって資源が最小限の状態となっても、苫小牧港に関係する行政機関、団体、企業などが相互に連携を図り、港湾機能を維持、早期回復することを目的として、苫小牧港における機能継続計画を策定しました。

苫小牧港港湾BCP

地震・津波編(R3.3改訂)

苫小牧港周辺において震度5弱以上の地震を観測、または苫小牧港沿岸に津波警報または大津波警報が発表されることを要件として発動します。緊急点検や応急復旧等の行動計画を経て船の受け入れまでの行動計画について定めています。

火山編(H28.3策定)

樽前山の噴火警戒レベル3以上が発表されることを要件として発動します。苫小牧港周辺において火山灰が堆積することを想定し、港湾機能の継続させるための行動計画について定めています。

苫小牧港津波避難計画

策定の目的

苫小牧港津波避難計画は、苫小牧市及び厚真町の津波避難計画等を踏まえ、整合を図り、港湾地域の就労者や利用者の円滑な避難を図ることを目的として策定しました。

苫小牧港津波避難計画

ファイルをダウンロードの上、御覧ください。

▼苫小牧港津波避難計画(本編)(平成29年3月策定)

▼苫小牧港ハザードマップ(令和5年12月改定)

関係市町の津波避難計画

苫小牧市

苫小牧市では、平成24年6月に北海道が公表した津波浸水予測図に基づき、浸水が予測される44地区(町内会)において地区別津波避難計画を策定されてきました。

その結果を集約し、津波災害発生時の避難行動を中心とした「減災」の考え方や普段からの備えを促すことを目的として、苫小牧市における津波避難に関する基本方針となる全体の津波避難計画を策定されました。

 

厚真町

厚真町では、津波対策の推進に関する法律(平成23年6月24日法律第77号)第9条第2項の規定に基づき、将来発生が予想される津波災害に対し、住民の生命、身体の安全を確保するために津波避難計画を策定されました。

その中で、災害が発生した場合に、災害現象により影響がおよぶと想定される区域および避難に関する情報をハザードマップにまとめました。