苫小牧港における次世代エネルギーの供給拠点の形成に向けた検討ワーキンググループ
- 苫小牧港は、北海道の石油製品等のエネルギーの約6割を扱っており、エネルギー関連企業の集積とともに、道内各地・各港への陸上・海上輸送ネットワークが既に構築されております。さらに、北日本を中心に道外地域に対しても年間200万トン弱の石油製品の移出が行われております。
- この充実したネットワークや既存インフラの活用とともに地理的に北米等との我が国の玄関口に位置する特徴を生かして、苫小牧エリアだけではなく道内各地を含めた北日本全体に効率的に水素・アンモニア等の次世代エネルギーを供給する拠点を形成することで、苫小牧港におけるカーボンニュートラルポートの実現、ひいては我が国のカーボンニュートラルの実現に貢献することを目指しています。
- このような背景から、令和5年7月に「苫小牧港における次世代エネルギーの供給拠点の形成に向けた検討WG」を立ち上げ、苫小牧港における次世代エネルギーの受入・貯蔵・供給の手法等について、計4回の検討WGにおいて議論を行い、その結果として総括報告書を作成しました。
- 苫小牧港における次世代エネルギーの供給拠点の形成に向けて、中核となる民間事業者のサポート等、引き続き関係する民間事業者や行政機関と連携し各種取組を進めてまいります。
苫小牧港における次世代エネルギーの供給拠点の形成に向けた検討WG総括報告書.pdf
<関連リリース>
水素・アンモニア等の供給拠点の形成に向けた取組 ~苫小牧港における次世代エネルギーの供給拠点の形成に向けた検討WGの設置~(令和5年8月16日)
北海道・わが国のカーボンニュートラルへの貢献 ~苫小牧港港湾脱炭素化推進計画の策定及び苫小牧港における次世代エネルギーの供給拠点の形成に向けた検討WG総括報告書の公表~(令和6年3月27日)