お知らせ

苫小牧港LNGバンカリング検討会の終了について

苫小牧港管理組合ならびに石油資源開発株式会社(以下「JAPEX」)は、北海道・苫小牧港(北海道苫小牧市~勇払郡厚真町)を拠点とするLNGバンカリングの実施に向けた課題の検討のために2019年2月に設置した「苫小牧港LNGバンカリング検討会」(以下「本検討会」)が、予定していた議事や検討を終え本年4月で終了しましたことをお知らせいたします。

本検討会は、港湾管理者である苫小牧港管理組合をはじめ、国土交通省北海道開発局室蘭開発建設部苫小牧港湾事務所や同省北海道運輸局室蘭運輸支局苫小牧海事事務所など地元の関係官庁と港湾関係者、ならびに株式会社商船三井など海運業界をはじめとする民間企業など25の関係先が参加し、JAPEXが事務局を務めていたものです。2019年2月下旬の第1回から本年春までに計6回の会合を実施し、主に苫小牧港におけるLNGバンカリングの実施方式ごとの課題の洗い出しとその解決方法、適用法令に則ったルール作りなどについての検討を行いました。特に、具体的な各港湾岸壁の特徴(岸壁仕様と対象船種)を含めた実践的な検討と考察の実施が、本検討会の成果となっています。

船舶燃料としてのLNG普及による温室効果ガス(GHG)や硫黄酸化物(SOx)の排出量削減への貢献を目指して、参加関係先が本検討会の成果を今後の苫小牧港におけるLNGバンカリングの早期実現に向けて、また、国内外のLNGバンカリングの推進などへ活用することを期待しています。

本検討会の検討概要と成果報告書(要約版)については以下をご参照ください。
苫小牧港LNGバンカリング検討会終了プレスリリース.pdf

担当:苫小牧港管理組合港湾政策室政策推進課(TEL:0144-34-5904)